『Half-Life』25周年記念アップデート
に含まれるコンテンツ
Half-Life: Uplink
『Half-Life』製品版の完成直後にHalf-Lifeチームによって制作されたこのミニキャンペーンは、元々は雑誌やハードウェアメーカーからの限定版CDとしてリリースされました。多くの人にとってこれが『Half-Life』との出会いだったため、そろそろメインゲームにも同梱しよう思いました。サウンドカードを別途購入する必要はありません。
4つの新しいマルチプレイヤーマップ
Valveのレベルデザイナーが構築した、これらの新しいマップはHalf-Lifeエンジンの可能性を押し広げます。
アップデートされたグラフィック設定
1998年当時の見た目のまま、最新のモニターでプレイしましょう。
- ワイドスクリーンのFOV!
- オプションでGLレンダラーのテクスチャスムージングを無効に!
- ライティングを修正し、長らく失われていたGL Overbrightのサポートも再開!
- Linuxでのソフトウェアレンダリング!鮮明な色彩、アニメーション化された水、フィルタリングなしのテクスチャ!
コントローラとSteamネットワークのサポート
- すぐに使える適切なゲームパッド設定!
- Steamネットワークのサポートを追加!フレンドの招待やゲームへの参加が簡単に。
Steam Deckサポート!
自社のゲームを自社の「Deck Verified」テストにかけたところ、完全に失敗しましたが、問題を修正しました!再テストを経て、『Half-Life』に緑のチェックマークが正式に付きました。
操作性とUIが改善された輝かしい800pのスクリーンを備えた世界最高の携帯用ゲーミングコンピューターで『Half-Life』をプレイしてください。
高解像度用UIスケーリングサポート
より大きな画面に合うようにUI全体を作り直しました。当時はほぼすべてのコンテンツを640x480のブラウン管の画面用に作っていましたが、おそらくほとんどの方はモニターを買い替えていることでしょう。
復活したコンテンツ
象徴的な音楽が流れるおなじみのValveロゴ付き動画を復活させ、1998年当時のビルドに合わせてメニューの見た目を変更しました。
オリジナルのメインメニューアートワーク
Valveロゴ付きのイントロ動画
めったに見ることがなかったコンテンツも!
1999年に、Valveは『Half-Life: Further Data』というCDを小売店でリリースしました。そして、今回ついにそのコンテンツの多くがゲームに含まれるようになりました。
3つのマルチプレイヤーマップ
2つのMPプレイヤーモデル
『Half-Life: Further Data』CD版には、開発初期のチームが制作したマルチプレイヤースキンもいくつか同梱されていましたが、今回、この素敵な骸骨(目の色は変更可能!)と多くのファンに愛されるToo Much Coffee Manが復活しました。
数十種類のスプレー
マルチプレイヤーマッチを何度もプレイしていたら、もっとスプレーが欲しくなってしまいました...。そこで、『Half-Life: Further Data』から大量のスプレーを追加しました!
バグ修正と変更
- Steam Deckで「確認済み」(デフォルト設定はネイティブLinuxランタイム)。
- 『Half-Life: Uplink』(『Half-Life』のオリジナルスタンドアロン体験版)がゲームに追加され、「新規ゲーム」メニューからプレイ可能。
- 4つのまったく新しいHalf-Life Deathmatchマップを追加:contamination、pool_party、disposal、rocket_frenzy。
- 以前は『Half-Life: Further Data』CD版でしか利用できなかった、3つの古いHalf-Life Deathmatchマップを追加:doublecross、rust_mill、xen_dm。
- Half-Life Deathmatchのプレイヤーモデルに、Ivan the Space Biker、Prototype Barney、Skeleton、Too Much Coffee Manを追加。
- 以前は『Half-Life: Further Data』CD版でしか利用できなかった数十種類のスプレーを新たに追加。
- Steamネットワークのサポートを追加し、Steamの「ゲームに参加」と「招待」機能で簡単にマルチプレイヤーがプレイできるように変更。
- Steamフレンドのリッチプレゼンスのサポートを追加し、Black Mesaでのプレイ過程をフレンドがフォローできるように変更。
- 初期のValveイントロ動画を復活。起動コマンド「-novid」でスキップ可能。
- メインメニューを、1998年当時のゲームのメインメニューに似せたデザインに更新。
- デフォルトのモデルを元の(「HD」ではない)モデルに変更。
- グレネードを投げる際の物理特性を改善。
- マルチプレイヤーにおける最初の開始地点のランダム性を改善。
- サッチェルチャージのコントロールを改善:一次動作では常に新しいサッチェルを投げ、二次動作では常に爆発を起こすように変更。
- プッシュ可能なエンティティの動きがフレームレートに依存していた問題を修正。
- マルチプレイヤーで、フレームレートが高いプレイヤーが死亡時にその場でフリーズする問題を修正。
- レベル移行時にプレイヤーがその場で動けなくなってしまう場合がある問題を修正。
- キャラクターが「挨拶」ダイアログで重要な会話を中断する場合がある問題を修正。
- 武器の揺れに伴う視野の角度を修正。
- 「地上へ」の開始時に赤いドラム缶が意図したとおりに爆発しない問題を修正。
- スナークがFL_WORLDBRUSHエンティティ(func_wallsなど)を攻撃しないように修正。
- プレイヤーがしゃがんで下を向いているときにスナークを出せないことがある問題を修正。
- マルチプレイヤーゲームの後にシングルプレイヤーゲームを始めると、特定のConVar(「pausable」と「sv_maxspeed」)が誤った値に設定される問題を修正。
- 自動照準を許可しないマルチプレイヤーゲームを始めると、シングルプレイヤーの自動照準設定が変更される問題を修正。
- セーブゲームをロード後、フラッシュライトのHUDが空になる問題を修正。
- CONTENTS_SKYのロケットが爆発しないことがある問題を修正。
- NPCの弾丸の誤った衝撃音を修正。
- レベル移行中にガウス砲がチャージされると、大きな雑音が発生する問題を修正。
- UIにキーバインドを表示するMODのクラッシュを修正。
- シングルプレイヤー武器が使い果たされたときに自動的に切り替わらない問題を修正(グレネード/スナーク/サッチェルなど)。
- アニメーションモデルが他のエンティティによって移動されたときの補間アーティファクトを修正。
- バッファオーバーフローの脆弱性を修正。
- メインメニューの背景とボタンのスキンを変更。引き伸ばすことなく画面の解像度に応じた拡大・縮小が可能になり、最大3480x1600の背景画像レイアウトに対応。
- 高解像度でプレイする場合、ゲーム内HUDは2倍または3倍のサイズのスプライトを使用するように変更。
- 高解像度の画面での読みやすさを向上させるために、UIダイアログとゲーム内フォントのサイズを改善。
- ゲーム内HUD HEVスーツの表示位置が、大きな画面解像度でも変わらないように、画面の左側に移動。
- テクスチャフィルタリングを有効にする設定を追加。
- ワイドスクリーンとウルトラワイドディスプレイでのアナモルフィック以外の視野を修正するために、ワイドスクリーン視野を許可する設定を追加。
- 読みやすさを改善し、コントローラのナビゲーションをサポートするために、すべての設定画面を再構成。
- 現在のゲームプレイモードを認識できるように一時停止メニューを更新。
- デフォルトのサーバー名とマルチプレイヤーでのプレイヤー名にSteamペルソナが使用されるように変更。
- Steamプラットフォームメニューを削除し、すべての機能はSteamに一本化。
- ソフトウェアレンダラー使用時にアプリケーションアイコンが正しくレンダリングされない問題を修正。
- 設定画面でプレイヤーとスプレー画像の色が更新されない問題を修正。
- 現在は不要になった「低画質。低性能のビデオカードで役立ちます。」の設定を削除。
- キーボードとコントローラのナビゲーションのサポートを全面的に改善。
- 「入力の遅延を低減」オプションを追加。CPUとGPUを同期させ、入力からディスプレイ出力までの時間を短縮。
- マウス/ジョイスティック入力がスムーズに動作しない問題を修正。
- (基本的にすべてが書き直されているため、Steam入力コントローラ設定をカスタマイズしている場合、新しく公開された公式設定から再構築する必要があります。)
- 357マグナムのダメージを40から50に増加。
- ハイブハンドのリロード時間を1発あたり0.5秒から0.3秒に短縮し、ピックアップ時にピストルよりも優先的に選択されるように変更。
- MP5を最初に拾った際の銃弾が常に満タンになるように変更。
- 空の武器がドロップされなくなり、ドロップされた武器は瀕死状態のプレイヤーのバックパックの中身でリロードされるように変更。
- 「ゴーストショット」を減らすためにクライアント側の予測を改善。Counter-Strikeと同様に、クライアント側での命中場所のバウンディングボックスだけでなく、ヒットボックスを考慮するように変更。
- ネットワークが予測するバールのスイングのダメージが正しくない問題を修正。
- 256x256を超えるUIスプライトとテクスチャファイルのサポートを追加。
- UIフォントの特殊レンダリングモード「ぼかし」と「加算」のサポートを追加。
- OpenGLレンダラー使用時にテクスチャフィルタリングをオフにする設定を追加。
- デフォルトの解像度が、640x480のウィンドウではなく、デスクトップの解像度を基にするように変更。
- ブラウン管の画面を使うプレイヤーが少なくなったため、デフォルトのガンマ値を2.5から2.2に引き下げ。
- ディスプレイで表示できる解像度が1つしかない場合を除き、ソフトウェアレンダラーが、互換性のない解像度を正しく除外するように変更。
- OpenGLのoverbrightのサポートを復元。
- フルスクリーンソフトウェアレンダラーが、16ビットカラーをサポートしていないシステムでクラッシュする問題を修正。
- ワイドスクリーン解像度を使用するとソフトウェアレンダラーが引き伸ばされる問題を修正。
- マルチプレイヤーモードでマップを変えると、スカイボックスと空の色が誤って引き継がれる問題を修正。
- ビデオ設定を変更した後にゲームが暗く見える問題を修正。
- ウィンドウモードのMSAAを修正。
- スタジオモデルのミップマップのレンダリングを修正。
- マルチプレイヤーモードでのグルーオンガンのスプライトのレンダリングを修正。
- グルーオンガンの正弦波ノイズが正しくない問題を修正。
- 新たに引き上げたエンジン制限に対応するためにさまざまな箇所を最適化。
- Steam Deck用にOpenGLを最適化。
- ダイナミックサウンドの最大チャンネル数を8から32に増加。
- sentences.txtファイル内の文章の最大文字数を1536から2048に増加。
- エンティティの最大数(MAX_EDICTS)を900から1200 に増加。
- MAX_PACKET_ENTITIESを256から1024に増加。
- MAX_GLTEXTURESを4800から10000に増加。
- ソフトウェアレンダラーのジオメトリ制限を増加:最大スパン3000 → 6000、最大サーフェス2000 → 4000、最大エッジ7200 → 14400。
- Cycleエンティティとfunc_buttonエンティティをscripted_sentenceエンティティのエンティティターゲットにできるようになり、マルチプレイヤーでの会話が可能に。
- MOD制作者が使用できるように、Counter-Strikeのfunc_vehicleエンティティのサポートを実装。SDKの完全なアップデートは後日実施予定。現時点でレベルデザイナーは使用可能。
- ソフトウェアレンダラーのサポートを追加。
- フォントのレンダリングを改善。
- 安定性と動作に関する多数の修正。
- ローカリゼーションファイルをアップデート。
- その他のセキュリティ修正。
- ゲームの以前のバージョンは、「steam_legacy」という名前の公開ベータブランチにアーカイブされており、「Pre-25th Anniversary Build」と記載されています。MODや機能で予期しない動作が発生した場合、問題がデフォルトビルドで解決されるまで、アーカイブされた以前のビルドを実行する必要がある場合があります。
- 私たちは現在、この記念バージョンを『Half-Life』の決定版として、今後も引き続きサポートしていきます。そのため、今後Steamストアでの『Half-Life: Source』の露出を減らす方針です。『Half-Life: Source』のアセットは、現在もSourceエンジンコミュニティで使用されているため、今後も利用可能ですが、『Half-Life』の新規プレイヤーの皆さんには、こちらの記念バージョンをプレイすることをお勧めします。
壁紙
デスクトップやスマホを『Half-Life』の壁紙で飾って、25周年をお祝いしましょう。